今回は、雨宮弁護士の尾上松緑が、はじめて法廷に乗り出し、市村羽左衛門の裁判長、安部徹の検事を向こうに回して鮮やかな論陣を張る。ある女性デザイナーが深夜アパートで絞殺され、その容疑者として彼女の婚約者が起訴された。彼が真犯人かどうかをめぐって、アリバイ、指紋、血液型などをもとに法廷で展開されるはげしい論争を描く。【以上、読売新聞1964/01/29付より引用】【役名（演技者）】弁護士・雨宮毅一郎（尾上松緑）、弁護士・田中良平（沢本忠雄）、弁護士・久保宏子（南風洋子）。