桂子（谷口香）、和枝（富永美沙子）、夏子（津村悠子）の３人は女学校時代のクラスメート。その桂子が婚約したと聞いて、和枝と夏子はさっそくお祝いにかけつけたが、婚約者の写真をのぞきこんでギクリとなった。田川という名のその男（穂積隆信）と、二人はそれぞれ見合いしたばかりなのだ。自分たちに対する最大の侮辱だといきまきはじめた和枝と夏子だったが…。見合いをめぐる女心の不可思議さを、くずれ去る虚栄心を通して描く。このドラマは桂子の部屋だけで展開されるので、セットもそれだけしか組まれていない。【以上、読売新聞1961/11/06付より引用】【役名（演技者）】野々村桂子（谷口香）、北条夏子（津村悠子）、矢代和枝（富永美沙子）、田川滋彦（穂積隆信）。