1941年の夏、九州天草の南にあるかみこしき島に、渡瀬憲助と名のる男（ハナ肇）が、モーニングに口ひげという身なりで乗りこんできた。かつての、島の英雄・渡瀬憲造の遺児だというこの憲助は、実はペテン師・野長瀬修造のばけた姿だった。彼は憲造の日記を手に入れ、ひともうけをたくらんでいるのだ。【以上、読売新聞1965/10/11付より引用】提供：ロート製薬。【参考文献：「抱えきれない夢－渡辺プロ・グループ四十年史－」（1999/01/31、財団法人渡辺音楽文化フォーラム刊）】