東北の片田舎にある・星の里芸術村では、地方劇団「あけび座」がミュージカル『銀河鉄道の夜』の初日を3日後に控え、仕上げの稽古の真っ最中。そこに現われた一人の女性…。かつての「あけび座」の看板女優で、今はテレビ女優の各田雅美（田中好子）である。奔放な彼女は20年前に幼い娘・めぐみ（宮本真希）を劇団に残し若い演出家と東京に去ったのだが、このたびめぐみが主役のジョバンニを演ずるというので、それを見に戻ったのだ。雅美も20年前に同じジョバンニを演じており、それは語り草になるほどの名演であった。めぐみが同じ役を演ずるというのは雅美にとって感無量のこと。めぐみは、突然の母の出現に戸惑いつつも喜びを隠せない。あけび座の古参達は雅美を温かく受け入れる。特に、昔から雅美に思いを寄せていた白浜耕作（平田満）は彼女の帰還が嬉しくてたまらない。耕作は、「母娘共演がしたい」と言ってジョバンニの母役を欲しがる雅美を積極的に後押ししてやる。【中部日本放送広報資料より引用】「このドラマはわらび劇場で公演中のミュージカル「銀河鉄道の夜」の台本を書いてくださった市川さんが、わらび座と「銀河鉄道の夜」の作品をモデルに書かれた物語です。7月にたざわこ芸術村・わらび座の施設各所にて撮影がありました。ドラマ出演者の田中好子さんらがほぼ2週間にわたり滞在し、ロケが行われました。近隣の方々にも協力いただき、民家の軒先をお借りして撮影があったり、「銀河鉄道の夜」のシーンの撮影では、たくさんの方々にエキストラとして参加していただきました。このドラマの中では「わらび座」は「あけび座」となっていたり、少し変わっていますが、どんな風に映っているかはお楽しみ！ぜひご覧下さい！」【わらび座広報資料より引用】衣裳協力・ウールン商会、HIROKO KOSHINO、VPHENIX、FLAIR BY joc、VENDOME AOYAMA。ロケ協力・たざわこ芸術村、秋田内陸縦貫鉄道。東京地方では14:00-15:22に放送された