幼い頃、生き別れになった妹を捜し続ける男。その男の前に現れた生き別れになったもうひとりの兄。兄はガンに侵され、あと３ヶ月の命だった。やっと捜しあてた妹と再会する２人の兄。お互いに言葉もなく見つめあう。血の繋がりを越えた真の家族の絆を見つめ直すドラマ。亮（角田英介）の家は、小さな酒屋。両親の清作（小林桂樹）、茂子（山岡久乃）と兄・修二（渡辺謙）の4人家族。ある日、亮はかねてから疑問に思っていた出生にまつわる噂について両親に問いただした。答えは意外にも兄・修二が「養子」だということだった。27年前、修二は、母親に捨てられ、自分の兄や妹と別れ、もらわれて来た。以来、修二は親に隠れて妹の香奈（山下容莉枝）をずっと捜し続けていた。香奈はもらわれ先でその後、生まれた妹とソリが合わず、行方がわからなくなってしまっていた。修二は一見ヤクザ風の男で実は別れた兄・保彦（蟹江敬三）と再会。香奈探しに熱中していく。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】