架空の町・志籠（しかご）市の警察署を舞台にした荒唐無稽・本格コメディ。無実の罪で逃走中の現職警官（西田敏行）と新任署長（石坂浩二）が互いに身分を替えてのドタバタぶり。映画「大逆転」をほうふつさせる。「メルヘンに出てくるような架空の町の警察署を舞台に繰り広げられる喜劇。新任の警察署長、世渡（石坂浩二）を乗せた黒塗り公用車が峠道を走っていると、突然車の前にクマのぬいぐるみを着た強盗、五十六（西田敏行）が現れた。五十六は数日前に拳銃強盗を働いて追われている現職警官だった。【この項、朝日新聞1987/04/01付より引用】」