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障害者の生き方を問うホームドラマである。健一(野村義男)は高校卒業を目前に積み荷の下敷きになって脊髄を損傷、車いすの生活を始めた。名コックになるという夢も破れ、意欲のない毎日を送っていた。「一生不自由させない」という父母(伊東四朗、香川京子)の態度が無気力を一層、助長していた。そんな時、身寄りのない美津子(坂口良子)が住み込み店員として一家に加わる。美津子は自堕落な健一をみて、もっと積極的になれ、としかる。美津子の投じた一石は一家に緊張を呼び、やがてドラマを生む。人物設定がごく常識的なため、ドラマとしてはやや物足りないが、むずかしいテーマをホームドラマで描こうとした意欲は買える。健一が職業訓練に向かうラストシーンは感動的だ。だが、現実の難題はむしろここから始まるのだろう。障害者の雇用が法的な義務になって5年、民間企業の場合、法定雇用率1.5%に対して1.13という数字(昨年6月)がそれを示す。問われるべきは障害者の側にではなく、それを受け入れる社会にあるはずなのだが…。【以上、毎日新聞1981/03/28付「視聴室」より引用(署名:R)】【参考文献:毎日新聞1981/03/28付】
キー局 CX 放送曜日 放送期間 1981/03/28~1981/03/28
放送時間 20:00-20:54 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 国際障害者年ドラマスペシャル
主な出演 坂口 良子野村 義男香川 京子伊東 四朗上田 美恵
主な脚本 秋田佐知子
主な演出 脇田 時三
局系列 FNN

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