連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第133回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と 万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。貧乏長屋の子之次の部屋に黒装束の五人組の賊が押し入り、部屋を荒らしまわったうえ、子之次を殺して逃げた。調べに当たった伝七（中村梅之助）は、盗む物がないような貧乏長屋に入ったことは、賊が何か重要なものを探しており、そのものが事件を解決するカギだと判断した。数日後、子之次の隣に住んでいる日雇い大工の弥八（長門勇）は、子之次の供養にと、子之次が質屋に入れた錠前直しの道具箱を請け出して持ち帰った。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、弥八（長門勇）、おなか（根岸明美）、およう（浅利香津代）、山猫の三次（石川敏）、あかがしらの八十郎（榎木兵衛）、質屋（村上和也）、徳兵衛（池田生二）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】