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ドラマ 詳細データ同棲時代

喫茶店で、幾度となく会う今日子と次郎。口をききたいと思う今日子。だがいつも見るだけで終わり。二人の間は縮まらなかった。雨がまわりを染めた日に、ふたりははじめて口を開いた。緊張はない。あたりまえの会話と、あたりまえの微笑。互いの名前も知らずに別れ、なぜか、再会の約束もしなかった。以来、今日子の心の奥には、あの次郎との出会いが…。自分が孤独ゆえに、次郎のことが走馬燈のように心をさすのだった。次郎を見た。深夜の人気のないホームでだった。今日子は、次郎の仕事につきあい一夜をともにした。それは今日子にとって、恐怖も孤独もない、女としてのやすらぎと感じた一夜だった。次郎のアパートに越した今日子。愛のくらし「同棲時代」が始まった。最近の劇画ブームにあやかってか、現在ヤングの間で圧倒的な人気を呼んでいる上村一夫原作の「同棲時代」を、梶芽衣子、沢田研二の異色キャストで放送する。ストーリーは若い二人の「愛の暮らし」を同棲というテーマで描いたものだが、人気劇画のイメージが強いだけに、今日子、次郎の配役には慎重。東京・上野毛のロケから入った二人に、まわりからは近来にない最高のキャスティングと評判。さすが「ドラマのTBS」といったところだ。プロデューサーの宮武昭夫氏は「詩のある青春ドラマを作りたかった。そこに、この原作を読み、上村さんの美しい絵を映像化してみたかった」と語れば、梶は「「さそり」のイメージを消しながらやっていきます。世の今日子ファンのイメージを、こわさないように演じたい」と、いままでの髪型を変えて今日子のイメージ作りに懸命。共演の沢田も「大の愛読者で、ときどき涙を流すこともあります」と話す。はからずも、仲雅美、由美かおる主演で松竹の映画化も決定。ロケ地も同じ上野毛だったとか、この軍配はどちらにあがるか?ファンとしては楽しみなことだ。【以上、「週刊TVガイド」(東京ニュース通信社刊)1973/02/23号より引用】「喫茶店で何気なく出会った孤独な男と女。女は男のアパートに越し、愛のくらしが始まる。「仕事も家庭も性もあいまいにしていられるのは同棲しかないと思っている」若い主人公のお互いの生き方を確かめ合う【この項、鳥山拡・執筆「シナリオ」1976/05より引用】」「1973年の放送以来永らく「幻の作品」となっていた。2008年に関係者が保管していたテープが発見。発見時にカラー版と白黒版が同時に見つかったが、カラー版は一部欠けているため、カラー版に白黒版の映像を繋ぎ足すかたちで復元され、2013年、TBSチャンネル2にて放送された。【この項、文:LED】」【役名(演技者)】今日子(梶芽衣子)、次郎(沢田研二)、柴川(仲谷昇)、管理人(初井言栄)、松田(萩原健一)、女(研ナオコ)、男(山本コウタロー)。【データ協力:LED】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1973/02/18~1973/02/18
放送時間 20:00-21:25 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 サンデー・ビッグプレゼント
主な出演 梶 芽衣子沢田 研二仲谷  昇萩原 健一(友情出演)、初井 言栄初井 言榮)、研 ナオコ湯原 昌幸市地 洋子安芸 晶子)、山本コウタロー 逸見 慶子 寄山  弘、(オープニング出演(ドラマ紹介):高橋 圭三
主な脚本 山田 太一
主なプロデューサ 宮武 昭夫、(スチール:樋口  良
主な演出 竜至 政美、(演出補:山泉  脩片島 謙二
原作 上村 一夫(双葉社刊)
局系列 JNN
制作会社 (制作著作:TBS)
音楽 深町  純、(音響効果:直井 清明
主題歌 赤い鳥よしだたくろう赤い鳥とよしだたくろう吉田 拓郎)(作詞:岡田富美子
撮影技術 (技術:相沢 征二)(映像:田中  浩)(音声:山田 紀夫)(照明:加藤 静夫)(カラー調整:浅利 敏夫)(フイルム撮影:渡辺  晋
HP
美術 (デザイン:坂上 健司竹内 誠二)(美術制作:仲井 志汎

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