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ドラマ 詳細データおはよう

加代(若尾文子)は、おいしい朝飯を食べさせてくれると評判の「おはよう食堂」を、一人で切り盛りしている。常連客も多く、加代は笑顔を絶やさないが、浮気に走って家を出ている夫の大介(大橋巨泉)の帰りを、じっと待っていた。普段はおとなしい加代だが、実は渋谷を荒らした元スケバンで、許せないことがあると威勢よくタンカを切る。このヒロインの二面性を、若尾がうまく演じ分けた。また『時間ですよ』で人気を得た堺正章、天地真理、西真澄が若さあふれる好演で場面をさらった。加代へ密かに想いを寄せる大介の弟を演じた新人の後藤明が、劇中でギターをつまびきつつ「春・夏・秋・冬」を歌った。【以上、CD「TBS水曜劇場の時間ですよ」(2003年、ソニーミュージック発売)添付の解説(加藤義彦氏執筆)より引用】飯田蝶子は途中降板でこれが遺作となる。「72年7月26日、TBSのスタジオへ、『おはよう』の録画どりに出かけたが、このところ悪かった体調がさらに悪化。「申しわけない、みなさんにご迷惑かけて……。お仕事はあきらめます」と言い残して翌日、肋膜炎の疑いで東京都豊島区の敬愛病院へ入院。「私は死なないよ。八十まで仕事は続けるんだから」と病床で語っていたが、同年12月26日午後3時24分、肺ガンのため死去。七十五歳だった。【この項、キネマ旬報社刊「キネマ旬報増刊 日本映画俳優全集・女優編」より引用】金子成人の自伝によると、本作の第10話が金子成人のデビュー作だが新聞に酷評されたという。【役名(演技者)】加代(若尾文子)、幸作(中村翫右衛門)、小三郎(後藤明)、秀吉(堺正章)、田辺(津川雅彦)、マリ(天地真理)、さゆり(研ナオコ)。【参考文献:「一片の雲・森繁久彌随筆集」(1979/03/31初版、ちはら書房刊)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1972/07/05~1972/10/25
放送時間 21:30-22:26 放送回数 17 回 連続/単発 連続
番組名 水曜劇場
主な出演 若尾 文子大橋 巨泉堺  正章中村翫右衛門研 ナオコ小坂 一也津川 雅彦後藤  明天地 真理西  真澄藤  竜也岸部シロー岸部 四郎)、飯田 蝶子若宮 大祐吉田 拓郎米倉斉加年森繁 久彌森繁 久弥)、
主な脚本 倉本  聰倉本  聡)、向田 邦子(2)(3)、金子 成人(10)、小川 照郷(11)
主な演出 久世 光彦(1)(11)、和田  旭坂崎  彰片島 謙二
局系列 JNN
制作会社 TBS
制作 鴨下 信一
音楽 深町  純
主題歌 (挿入歌:後藤  明「春・夏・秋・冬」)

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