江戸城の大奥。そこは千人もの女人がひしめき合い、女の嫉妬と陰謀が渦巻く独特の世界が存在した。そんな大奥を舞台に、まことの愛に目覚めた大奥女中、絵島（えじま）（有馬稲子）と、芝居役者の生島新五郎（片岡孝雄）との美しくも悲しい恋の物語を描く。絵島は歴史上の人物で、７代将軍家継の生母に仕えた大奥の大年寄。山村座の芝居を愛好し、役者・生島新五郎と交際があったことなどをとがめられ、流刑。絵島の話は幕末維新後、歌舞伎、舞踏劇、小説として語り継がれている。絵島役の有馬稲子は19歳の町娘から34歳までを演じた。一方、歌舞伎役者の生島新五郎には、本作品が本格的なTVデビューとなった片岡孝夫（片岡仁左衛門）。美貌の青年役者を演じている。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】各回のサブタイトルは以下のとおり。第８回「はかなき心」、第11回「落花の賦（「落花」にルビ「らっか」が、「賦」にルビ「ふ」が、それぞれ付く）」、第12回「あだし世」、最終回（第13回）「花散る里」。
| キー局 | 12CH | 放送曜日 | 土 | 放送期間 | 1971/10/02～1971/12/25 |
| 放送時間 | 21:00-21:56 | 放送回数 | 13 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 有馬 稲子(8)(11)-(13)、片岡 孝夫（片岡仁左衛門（15代目））(8)(11)-(13)、佐藤 慶(11)-(13)、松村 達雄(8)(11)(13)、小畠 絹子（小畠キヌ子）(8)(11)-(13)、観世 栄夫(8)(11)、瑳川 哲朗(11)-(13)、月丘 千秋(8)(11)、三条 泰子（三條 泰子）(8)(11)、佐々木すみ江(8)(11)、岩井 友見(8)(11)(13)（(13)のみ、岩井 友美、と表記）、原 健策(8)、園 千雅子(8)、鶴田 桂子(8)、小谷 悦子(8)(11)-(13)、東 竜子(8)(11)(12)、丘 夏子(8)(11)(12)、八代 郷子(8)(11)(12)、佃 和美(8)(12)、野崎 善彦(8)、片桐 秀樹(8)(12)(13)、新城 邦彦(8)(13)、三島 猛(8)(11)(13)、奥谷すみ子(8)、三木昭八郎(8)(13)、吉田 聖一(8)、片岡 淳子(8)、北川めぐみ（北川 恵）(11)(12)、永田 光男(11)(13)、山村 弘三(11)、南部 彰三(11)、市川男女之助(11)-(13)、那智 映美（那智 晴美、辻本 厚子、萩原 厚子）(11)(12)、峰 祐介（筧 浩一）(11)、乃木 年雄(11)(13)、堀北 幸夫(11)(13)、和田 正信(11)(13)、入江 正徳(12)(13)、溝田 繁(12)(13)、尾上栄五郎(12)、河上 一夫(12)、浜田 雄史(12)、松井加容子(12)、加東 けい(12)、筒井 浩二(12)、伴 勇太郎(12)、松田 春子(12)、丸尾 好弘(12)、横堀 秀勝(12)、松尾 勝人(12)、中山美紀子(12)、毛利 菊枝(13)、岩田 直二(13)、寺島 雄作(13)、堀 正夫(13)、重久 剛(13)、滝 譲二(13)、広田 竜治(13)、荒木 雅子、山岡 徹也、喜多川千鶴（日高 梅子）、河井 多美、花里ゆかり、（振付：花柳 寿樂(8)(11)-(13)、藤間勘五郎(8)(11)-(13)） | ||||
| 主な脚本 | 佐々木武観(8)(12)(13)、生田 直親(11) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 神山 安平、山崎 晨平、横山敞三郎、 | ||||
| 主な演出 | （監督：井沢 雅彦(11)-(13)、菊地 奛(8)）（助監督：菊地 奛(11)-(13)、山本 憲(8)）（時代考証：林 美一）（記録：山村 晶子） | ||||
| 原作 | 舟橋 聖一 | ||||
| 局系列 | TXN | ||||
| 制作会社 | （制作：歌舞伎座テレビ室、東京12チャンネル） | ||||
| 制作協力 | （製作協力：京都映画） | ||||
| 制作 | （製作担当：三枝 満）（製作主任：林 文男）（進行：松本 靖男）（演技事務：難波 誠一） | ||||
| 企画 | 高鳥 一司（クレジット表示では「高」は「はしご高」）、大塚 貞夫 | ||||
| 音楽 | 清元 梅吉、（調音：木村清次郎） | ||||
| 撮影技術 | 倉持 友一、（照明：仙波 正已（仙波 正己））（録音：高橋 太郎（クレジット表示では「高」は「はしご高」））（編集：天野 栄次）（現像：東洋現像所） | ||||
| 美術 | 武田 殷一、（装飾：福井 啓三(8)、稲川 兼二(11)-(13)）（衣裳：松竹衣裳）（美粧：八木かつら）（装置：新映美術工芸） | ||||
