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ドラマ 詳細データみかんきんかん夏みかん

ミニパンタロン、大振袖、イメージ変えた池内淳子と名うての腕きき芸達者がカッコわるくて結構よ 人間らしく生きようとおかしな芝居をはじめます。【この項、放送開始日の新聞広告より引用】「この「水曜劇場」は、昨年製作部門を分離したTBSの数少ない自主製作スタジオ・ドラマのひとつ。一昨年から昨年一月にかけて、15回放送した『甘柿しぶ柿つるし柿』と、スタッフ、キャストともほとんど同じ。水木洋子の脚本、山本直純の音楽で、ただ演出が堀川敦厚、佐藤虔一にかわった。舞台は、東京・上野駅近くの甘味、喫茶併設でモチ菓子を製造販売する「井田野」と、隣のアパート。「井田野」は、すでに両親のない中谷一郎、牟田悌三、池内淳子の兄妹が経営。その二階の窓伝いに行き来する隣家には、互いに血のつながらない祖母(三益愛子)・嫁(山岡久乃)と孫娘(黒柳徹子)が住む。今夜の第一回は、次兄・牟田と隣の孫娘・黒柳の結婚式から始まる。仲人も未着なのに、時間だからと式が行なわれ、やっと駆けつけた仲人は、昨夜の夫婦げんかのあおりで夫(金子信雄)だけ。それに新郎の妹は、末っ子の甘えん坊育ちで、服装なども幼稚きわまる趣味なのはいいとしても、二年前にスイスの山で遭難した恋人がいまだに忘れられないでいる。しかもこの式に列席した隣家の嫁の弟で土木技師(児玉清)が、その死んだ恋人にウリふたつという設定だから、のっけからてんやわんやで開幕する。ともすればドタバタ笑劇におちこみがちなのを、水木脚本は、その一歩手前でからくも食いとめている。〝みかんきんかん夏みかん、みかんぽんかんユズだいこん〟と連呼の主題歌を含めて、どうも『甘柿……』の二番せんじの感が深くさして新味をおぼえない。【この項、読売新聞テレビ欄「試写室」より引用(署名:K)】」出演の児玉清は本作の記憶を語る。「次第にビデオテープの編集もできるようになってきたが、コンピューター化された今日のようになるまでにはまだまだほど遠い状態で、1971年に出演したTBSの水曜劇場、水木洋子脚本の『みかんきんかん夏みかん』のときなど、本番中に一回NGを出すと、即座にスタッフや仲間の俳優諸氏から、五万円罰金、とか、四万円罰金などと叫ばれたものだ。が、その後段々と安くなり、三万が二万になりいつしか誰も何も言わなくなってしまったのが可笑しい。【この項、児玉清著「負けるのは美しく」(集英社文庫刊)より引用】」カラー放送。協力:全国みかん協議会。提供:トヨタ自動車、花王石鹸。【異説】一部資料では放送回数全26回と記載されている。【参考資料:書籍「脚本家 水木洋子 大いなる映画遺産とその生涯」(2010/08/04、加藤馨氏著、映人社刊)、読売新聞テレビ欄、市川市立中央図書館】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1971/01/20~1971/07/14
放送時間 21:30-22:26 放送回数 25 回 連続/単発 連続
番組名 水曜劇場
主な出演 池内 淳子三益 愛子山岡 久乃黒柳 徹子川口  晶国重  晶)、金子 信雄中谷 一郎津坂 匡章津坂まさあき)、児玉  清牟田 悌三佐藤 輝昭佐藤  輝)、相原ふさ子高木  彩)、三條 泰子三条 泰子)、
主な脚本 水木 洋子
主な演出 堀川 敦厚堀川とんこう)、佐藤 虔一
局系列 JNN
音楽 山本 直純

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