美容院を経営する芯の強い母親が子どもに注ぐ愛、葛藤を中心に明るいテンポで描く。【以上、書籍「テレビドラマ全史」（東京ニュース通信社刊）より引用】「大曲しず（加藤治子）は、大曲ビューティーサロンを経営する未亡人。若くして夫を失い三人の子どもをかかえて美容師の資格をとり、それだけをたよりに子どもを育てあげてきた。長女の節子（小林千登勢）は、店を継ぐなどといいながら、いまではサラリーマンの妻におさまり、長男・昌太郎（黒沢年男）は、大学の卒業を来年にひかえたいまも、アメリカン・フットボールに夢中で、まだ就職も決まらない。ある日、しずが過労から店で倒れた…。【この項、読売新聞1970/10/05付テレビ欄より引用】」寺島アキ子著「わたしの東京地図」（2006年、水曜社刊）掲載の作品集では1968年放送と記載されているが誤りと思われる。カラー放送。【役名（演技者）】母・大曲しず（加藤治子）、長男・大曲昌太郎（黒沢年男）、末娘・大曲正子（小橋玲子）、（七尾伶子）、昌太郎の幼なじみ・波子（中山麻理）、長女・大曲節子（小林千登勢）、佐々木梨里(2)、柴田　昌宏(2)、岡田由起子(2)、曽我廼家一二三（曾我廼家一二三）、バーの女・千枝（桜田千枝子）、高木（平井昌一）、美容師・カスミ（真木沙織）、昌太郎の友人の妹・洋子（佐野篤子）、昌太郎の小学校時代の同級生・敏子（北川美佳）しずの亡夫の姉・千代（丹下キヨ子）、千代の夫・千太郎（見明凡太郎）、今川道子（松木路子）。