幸せな家庭に育った娘は、平凡な家庭にあきてドラマチックな人生を夢見る。そして結婚する。【以上、「テレビドラマ全史」（東京ニュース通信社刊）より引用】「夏休みも終わった九月初旬、かすみ（生田悦子）は、親友の花村知恵子（青柳美枝子）と、学園の片すみで午後遊びに行く計画を話しあった。だが、なにをするにしてもお金がないので、かすみは大海電気へ父・一太郎（山形勲）をたずねた。一太郎もかすみの母・かより（三宅邦子）も、口に出しては言わないが、かすみの結婚を気にかけていることは、かすみはふだんから感じていた。それでかすみは、父からその話をされることも覚悟して行ったのだが。【この項、読売新聞1967/10/08付より引用】」【役名（演技者）】周太郎（工藤堅太郎）。【参考文献：書籍「松竹百年史　映像資料・各種資料・年表」（1996/01/22、松竹刊）、書籍「役者ひとすじ　我が人生＆交遊録」（工藤堅太郎著、2014/10/26第１刷発行、風詠社発行・星雲社発売）】