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ドラマ 詳細データ社用二号

1年半もの間、病気のために療養していた吉村公三郎監督(近代映協)が、カムバック第一作として演出を担当する。「正統派喜劇」をやるというのが、演出に当たってのことば。この『社用二号』は、1963年オムニバス映画「嘘」の第二話として、吉村氏の監督で劇場用映画化されている。一昨年十月「越前竹人形」を最後に、演出から遠ざかっていた吉村氏は、たいへんに意欲を燃やしていた。吉村氏のテレビ演出は、前に日本テレビで経験ずみ。大阪レーヨン社長・山中重兵衛(進藤英太郎)の二号、晴海新子(春川ますみ)は、東京タワーの見える豪華なアパートに住んでいる。家賃も含め家計一切は、会社持ちで、大阪レーヨンのCM、大阪レーヨン提供のテレビ番組の準主役をしているテレビタレントでもある新子は、山中社長が上京したときのための二号なのだ。だが、実のところ、山中としては、浪費癖が強い新子を持てあまし気味なのだ。局でも、演技力のない新子を、いくらスポンサーのお声がかりとはいえ、これ以上使っては、視聴者の手前申しわけないと、第一回きりで役をおろしてしまう。新子は、すぐに上京中の山中にテレビ局の横暴を訴える。しかし、山中のところへは、京都からこんど上京してバーを開いたという昔なじみの加代(福田公子)が「あんたはんだけがたよりどす」とやって来た。山中は、チャンス到来とばかり社用二号の交代を策する。ただし、それも手切れ金その他、できるだけ経費は少なくしなければならない。そこで、新子に手当てを渡す係りの若い社員・仙崎康夫(川崎敬三)に、新子とうわ気をさせ、そこへ山中が乗り込んで現場をおさえて文句のでないようにした上で、お払い箱にするという計画が立てられた。【以上、読売新聞1965/05/15付より引用】【参考文献:読売新聞1965/05/15付】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1965/05/15~1965/05/15
放送時間 22:00-23:00 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 土曜グランド劇場(第2回)
主な出演 春川ますみ川崎 敬三進藤英太郎福田 公子増田 順司鮎川  浩
主な脚本 笠原 良三
主な演出 吉村公三郎
局系列 JNN

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