売れっ子コピーライター・糸井重里の元で学び始めた林。その縁で書いたコラムが反響を呼び、初となるエッセイ本「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」を出版。その後、バブル時代を生きる男女の不倫を描いた「不機嫌な果実」がベストセラーに。「渡辺淳一先生が「林君、作家にとって一番楽しくて面白いことは男と女のことだよ。まだ若いんだからもっと男と女のことを書きなさい」っておっしゃって書き始めたのが不倫小説でした」。多くがベストセラーとなり、映像化されることも多い林の作品。映像化にあたっては、内容に一切口出しをしないという。俳優の朗読を通じて、林が感じたこととは…。「私が書いたことをどういう風に発酵、変化させてくれるのか、どんな風に考えるんだろうっていうのを聞きたかった。こんな風に間近で朗読していただいたのは初めてで、自分の書くものはこういう風になるのかと思って、とても感動しました」。【以上、BS朝日広報資料より引用】