「観て学ぶ。名作は、あらすじだけでも面白い」をコンセプトに、文学・落語・歌舞伎・童話…あらゆる“名作"の「あらすじ」をオリジナルの超訳ドラマや朗読でわかりやすく解説。作者の知られざるエピソードや、その作品が生まれた時代背景など、裏話・秘話もあわせて紹介。今夜は教訓あふれる古典の数々をピックアップ!「わらしべ長者」「鼻」「猿蟹合戦」を紹介。「わらしべ長者」…ある男が貧乏な生活を変えたいと観音様に祈ると「初めに触ったものを持って旅に出よ」とのお告げが。観音堂を出て最初に触ったのは、なんと一本の「ワラ」!ワラをスタートに物々交換を繰り返し、やがて手に入ったのは…。現代設定の超訳ドラマでお届け。「鼻」…「今昔物語集」「宇治拾遺物語」から着想を得て、芥川龍之介が執筆した「鼻」。夏目漱石に絶賛されたこの作品の主人公は、滑稽な鼻の持ち主。周りから鼻を笑われていた主人公が、試行錯誤の末、鼻を短くすることに成功するが、ますます笑われるようになったと感じ…。「平泉成 朗読劇場「猿蟹合戦」」…ずる賢いサルにだまされて死んだカニ。その子ガニたちは仇を討とうと、臼、栗、蜂、牛糞に協力を求める。サルへの復讐劇が幕を開ける。【以上、BS朝日広報資料より引用】撮影協力：東祥寺。