連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第129回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と 万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。立花屋の一人娘お小夜と左官職人の房吉が聖天宮の境内で逢瀬を楽しんでいたところに、悲鳴とともにもつれ合った二人の男が倒れ込んできた。刺された男は房吉の知り合いの仙太。短刀を持ったまま逃げたのは眉毛の端にほくろのある商人風の男だった。お小夜の知らせで現場へ飛んできた赤っ鼻の五平は、房吉の腕に寄場帰りの入墨があったことから、房吉を下手人と見て番屋へ引こうとした。間一髪、五平の手を逃れた房吉は…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、立花屋清五郎（加藤嘉）、房吉（松山省ニ）、お小夜（岡江久美子）、玉吉（浅香春彦）、聖天の万蔵（長島隆一）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】