連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第126回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。「弱きを助け、強きを挫く! 情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の一編。兇賊・きつつきの虎次郎（山谷初男）が江戸に入った。虎次郎は押入った家で必ず女性を犯したうえで一家を皆殺しにする凶悪犯で、その首に五十両の懸賞金がつけられている。伝七（中村梅之助）が早速調べに乗り出したが、勘定奉行の書付を懐に賞金稼ぎの浪人下田竜平（本郷功次郎）が虎次郎を追って江戸に入り、伝七が調べ回る所に先回りしたように姿を現した。下田は異常なほどの執念で虎次郎を追い、虎次郎の昔なじみを容赦なく締め上げるなど…。【この項、BS日テレ広報資料より引用】」【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、六蔵（田中春男）、下田竜平（本郷功次郎）、きつつきの虎次郎（山谷初男）、笠原英之輔（田口計）、備前屋（森幹太）、佐兵衛（灰地順）、お道（村田みゆき）、番頭（大門伍郎）、お加代の母（五月晴子）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】