弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第103回。黒田藩邸用の油を一手に引き受けることになった美濃屋善助宅へ、私腹を肥やそうとする黒田藩留守居役の奥田が訪れ、美濃屋の評判娘三姉妹、お仲・お半・お良を誉めたあと藩邸に納める油一升につき二十文の値上げを無心した。いくら大商いでも訳の分からぬ値上げは出来ないと、善助はこの無心を断った。祭りの日、善助宛に「怨」と書いた紙片をくわえたドクロの届け物が何者かの手によって送られ、数日後、善助は自宅の部屋で…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第103回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、六蔵（田中春男）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、お半（山口果林）、お仲（入江若葉）、お良（市毛良枝）、弥助（石山律雄）、善助（須賀不二男）、奥田浅之進（森幹太）、太平（有馬昌彦）、相良弥右衛門（?片達雄）、中山半助（伊吹聰太朗）、孫兵衛（増田順司）、老女・滝川（本間文子）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】