弱きを助け、強きを挫く！情に厚く、正木流免許皆伝の十手術と万力鎖の技で悪に立ち向かう岡っ引、「黒門町の伝七」を中村梅之助が演じた痛快時代劇の第87回。脱走した寅八と平作は、伝七(中村梅之助)の追及から逃れ、菊乃屋に押し入った。菊乃屋のおかみ小春とお玉が人質となってしまった。平作は、昔大家に闇うちをかけて怪我をさせた罪で捕らわれたのだが、その後大家の証言で全くの無実が分かりまもなく釈放されることになっていた。一方、寅八の方は喧嘩で人を刺した罪だったのだが、その後の調べで永年手配されながらつかまらなかった大泥棒であることが分かり…。【以上、BS日テレ広報資料より引用】連続ドラマ『伝七捕物帳』（放送期間1973/10/02～1977/10/11、全160回）の第87回。1979年からテレビ朝日でも同名ドラマが放送されており、それと区別するため「日本テレビ版」と付記している。【役名（演技者）】黒門町の伝七・遠山左衛門尉（中村梅之助）、かんざしの文治（今村民路）、小春（和田幾子）、赤っ鼻の五平（瀬川新蔵）、ちょろ松（稲吉靖司）、藤助（中村靖之介）、早瀬市之進（北相馬宏）、お玉（呉恵美子）、新吉（続木太郎）、六蔵（田中春男）、平作（中尾彬）、寅八（草薙幸二郎）、お美代（堀井永子）、吉次（塚本信夫）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】