遠く離れた故郷から都会に暮らす娘を思う家族の心情を唄ったさだまさしの楽曲「案山子」をモチーフに「家族」をテーマにしたヒューマンドラマ。このドラマの原案は第12回FNSドキュメンタリー大賞（2003年）特別賞受賞作である「五島のトラさん～９人家族の10年～」（制作：テレビ長崎）。フジテレビ系列のテレビ長崎の大浦勝ディレクターが1993年から20年近く追いかけ続けている作品で、五島で製麺業（五島うどん）を営む犬塚虎夫さんとその家族のドキュメンタリー。本作は「案山子」の世界観をベースに、日本の原風景を感じられる長崎県・五島列島の壮大な自然の中で暮らすある大家族のドキュメンタリーを原案に、その一家と都会に飛び出し一人暮らす娘のストーリーを交差させながら、誰の心にも響く作品をお送りする。オリジナルのドキュメンタリーの犬塚家は、トラさん夫妻と７人の子どもたちの９人家族だが、このドラマでは、プロのカメラマンを目指し、五島を飛び出し上京する次女の佐伯ちづるを主人公に、トラさん夫妻と５人の子どもたちの７人家族として描かれる。【以上、フジテレビ広報資料をもとに作成】当初放送予定は、2011/03/11、「金曜プレステージ」枠（金曜21:00～22:52）だったが、同日発生した東北地方太平洋沖地震の緊急報道番組編成のため、延期された。車輌：ファン、コマツサポートサービス。撮影協力：虎屋、相模原フィルムコミッション、新上五島町新魚目支所、伊豆市、T&G、伊豆市観光協会、フィルム・コミッション伊豆、新上五島町観光物産課、ナイスばでぃー、常総市立富岡小学校、長崎フィルムコミッション、常総フィルムコミッション、九州商船、茨城県立水海道第二高校。