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ドラマ 詳細データ芸術祭参加作品 青春の深き淵より(青春の深き渕より)(脚本時タイトル…青春の青き淵よ)

1960年度(第15回)芸術祭賞受賞作品。安保闘争の激動を経験した青年が就職に直面してそれまでの志を貫けず挫折する。「安保闘争をくぐり抜けてきた吉田栄一と上村雅夫は親友で、ともにある出版会社の就職試験を受けることになる。面接試験で上村は『吉田は学生自治会の委員をしていた』と口をすべらせたため、成績のよかった吉田が落ちてしまう。このことを知った吉田の母親が、上村を中傷する手紙を出版会社に出す。情勢は一変し、合格者には第三者が浮上する…。ドラマは周りの不合理と闘っていくために、同じ思想、才能を持つ仲間が増えることの重要性を強調する。【この項、南利明編「放送史事典」(1992年、学友会センター刊)より引用】」「就職という社会的関心の高い問題を背景に緊張にみちた新鮮な対話劇を展開、特に青年層の生き方について多大な感銘と説得力を生み出した。【この項、朝日新聞1960/12/21付より引用】」映画「日本の夜と霧」などを発表し好調だった時期に大島渚監督が執筆した脚本。それだけに「日本の夜と霧」と同様のディスカッションスタイルのドラマ仕立てとなっている。「日本の夜と霧」やこの作品のスタイルは前年に芸術祭賞を受賞したディスカッションドラマ『或る町のある出来事』の影響があるのかもしれない。一部資料では橋本忍脚本と記載しているが誤り。また一部資料では1960/12/30、金曜15:30-16:40放送と記載されているがこれは初放送ではない。提供:黒龍。【役名(演技者)】吉田栄一[大学四年生](入川保則)、上村雅夫[大学四年生](楠年明)、吉田弘江[吉田の母、病院の事務員](荒木雅子)、永井圭子[上村の恋人、病院の看護婦](園佳也子)、野坂功[出版社の人事係長](戸浦六宏)、その妻(美杉てい子)、松本常治[出版社重役](高桐真)、井上孝郎[出版社の庶務係長](飯沼慧)、社員[出版社の人事係員](阿木五郎)。【参考文献:「テレビドラマ」(雑誌、現代芸術協会刊)1961年2月号】
キー局 KTV 放送曜日 放送期間 1960/11/26~1960/11/26
放送時間 22:00-23:05 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 夜の十時劇場
主な出演 入川 保則楠  年明荒木 雅子園 佳也子戸浦 六宏大島  渚美杉ていこ美杉てい子)、高桐  真飯沼  慧阿木 五郎
主な脚本 (作:大島  渚
主な演出 堀  泰男野添 泰男)、小泉 裕二、(演出補:加藤 哲夫河原林昭良
局系列 FNN
制作会社 KTV
企画 小泉 祐二小泉 裕二
音楽 (作曲並指揮:斉藤  只(「只」には「走」扁が付く)(斎藤  超))(効果:岡田 良一)(MIX:小倉 一泰
撮影技術 (T・D:上久保一美)(C・C・U:伊藤 道夫)(カメラ:子安  勇不破 一郎井之川忠一今西 金幸)(L・D:森本 吉昭
美術 (装置設計:神脇 隼男)(装飾:石渡 儀一)(装身:川村  宏)(衣裳:膳師善三郎)(化粧:井上 欣子)(美術進行:小吟 勲一

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