再現ドラマを交えたドキュメンタリー。テレビドラマとは言えないが便宜的に収録している。「90歳の生涯最後まで旺盛に創造を続けた画狂老人。後の印象派の巨匠たちを瞠目させた綺羅星の如き多彩な傑作群。19世紀前半、間違いなく世界最高の画家だった日本人絵師、葛飾北斎。印象派の巨匠たち、ドガが、ゴッホが、モネが、セザンヌが、若き日みんな憧れ、そして、競って集めて真似をした。そして、「過去1000年において、世界に最も影響を与えた人物100人」（米ライフ誌）にただ一人選ばれた日本人が天才浮世絵師、葛飾北斎だった。しかしそんな世界を驚かせたその画家の正体は実のところ、ふたりいた!?年取るごとに尻上がりで怒涛の傑作群を連打した後半生において、優れた一人の共作者が実在し、北斎を支え北斎の名で、一緒に作品を描いていたことが、今明らかに！しかもそれはなんと、女性。日本浮世絵史上最高の、天才おんな絵師だった！北斎を支え、共作した、そのもう一人の隠れ北斎、北斎の三女　お栄（画号「葛飾應為」）。その、お栄とは、いかなる人物なのか？【この項、読売テレビ広報資料より引用】」取材協力：東京伝統木版画工芸協同組合、芸艸堂、太田記念美術館、東京国立博物館、名古屋市美術館、メナード美術館、高井鴻山記念館、北斎館、The Metropolitan Museum of Art,NY、Museum of Fine Arts,Boston、Museum Volkenkunde,Leiden。撮影協力：ワープステーション江戸。車輌：葵商会。資料協力：長崎歴史文化博物館、国立国会図書館。