世は動乱の幕末、清水次郎長は亡き妻との約束を守り、もう人は殺めないと心に誓っていた。そんな時、かわいい子分が卑怯な手口で殺される。子分たちに仇をとろうと詰め寄られ、激しく葛藤する次郎長…。一家を解散してまで耐えに耐えた次郎長だが、義が廃ればこの世は闇。怒りに燃えて再集結する次郎長一家。武家社会の道理ではなく町人としての「粋」を貫き、強きを挫き弱きを助ける義と情の道をまっすぐ歩いた清水次郎長一家ひとりひとりの「粋」のあり方を描く。【以上、テレビ東京広報資料より引用】【演技者：役名】中村雅俊：清水次郎長（海道一の大親分）、萩原聖人：小政（居合い抜きの達人）、木下ほうか：法印大五郎（関西弁の破戒坊主）、真木蔵人：桶屋の鬼吉（お調子者で豪快豪腕）、袴田吉彦：関東綱五郎（鉄砲鍛冶の息子、色男）、中村獅童：森の石松（情にもろい暴れん坊）、黒谷友香：お蝶（次郎長の妻）、佐野史郎：黒駒の勝蔵（次郎長の宿敵）、内藤剛志：大政（軍師であり、最強の槍使い）。