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ドラマ 詳細データ雪ふる里に(雪降る里に)

雪深い山奥の旅館に、東京から青年(清水章吾)が訪れる。正月を過ごすこの客と、主人(佐野浅夫)の対話で、一人の薄幸の女が浮かび上がってくる。ほかに客もいない一軒家、降り続く雪、かわいそうな女、という設定は民話劇によく登場する。過去と現実とをまぜる手法も、舞台劇の発想だ。母親(新珠三千代)といっしょに、青年は以前にもここに滞在したことがある。父をなくした直後の少年時代のことだ。自分はそれっきりだが、母親はどうだったのだろう。冬に一人で旅行に出かけたのは、ここに来るためではなかったか。しゅうと(宝生あやこ)の前で小さくなり、黙々と働くだけだったが、もしや……。数年前に死んだ母の行動を、青年は主人から聞き出す。十七年前に同宿した、親切な男(緒形拳)と密会していたのだ。年に一度だけは人間らしく生きていた事実を知り、息子は感激する。不道徳な行為なのに、こちらもうれしくなる。会話は文章口調。ラジオドラマの感じで、視覚的変化はもう一つだが、力作である。【以上、朝日新聞1975/01/03付「試写室」より引用。署名・(針)】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 1975/01/03~1975/01/03
放送時間 21:00-22:00 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 特集ドラマ
主な出演 新珠三千代清水 章吾岩永 一陽宝生あやこ大森 暁美佐野 浅夫園 佳也子緒形  拳緒方  拳…誤り
主な脚本 (作:楠田 芳子
主な演出 梶谷 典子
局系列 NHK
音楽 (効果:大和 定次

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