「ROOM SERVICE」…「大正浪漫モダニズム」のテイストを漂わせているホテルに、リッチな紳士の奥様であろう女性（山咲千里）が、泊まっていた。１階にあるレストランでのディナーを楽しみ、部屋に戻ってきた彼女。明日チェックアウトする彼女は、荷造りに取りかかる。だが、物が多すぎてトランクにどうしても入りきれない。困った彼女は、ホテルマンを呼ぶことにした。ホテルマンは、明日の着る服だけを残し、全ての荷物をあっという間に詰め込んでくれた。彼女は安心して眠りについたのだが…。「ラベル」…鉄工所で働いている西村（山崎努）。今日は娘の結婚式だというのにいつものように作業に熱中している。事務員（松田美由紀）にせかされ、家に戻る。仏壇に手をあわし、娘の部屋をしばし見つめる西村。買ったばかりの略礼服に着替える。袖に布製のラベルがついたままだが、それが何なのか知らない西村は、そのまま自転車に乗り駅へと向う。「EMA～絵馬～」…神社に参拝するミサエ（水橋貴己）。気配を感じて振り返るとそこには異様な舞いをしている謎の演舞師（蹄ギガ）が…。突然、絵馬が激しく騒ぎ出す。そして長い髪の少女（左近香澄）が無表情で立っている。この神社にはある由来があった…。【以上、BS-i広報資料より引用】【データ協力：LED】