1983年…。古びたアパート・一刻館に住む浪人生・五代裕作（中林大樹）は、アパートの住人たち、一の瀬春枝（岸本加世子）、六本木朱美（高橋由美子）、四谷さん（岸辺一徳）らに邪魔されながらも、受験勉強に励んでいた。隣人たちのあまりの勝手さに嫌気がさした五代はアパートを出ていこうとするが、そのとき新しい管理人と名乗る女性がやってきた。彼女の名は、音無響子（伊東美咲）。美しい響子に一目惚れした五代は、引き続き一刻館で暮らすことに…。しかし、まもなく衝撃の事実が発覚する！以前の管理人、音無老人（細川俊之）が、響子の義理の父だと判明。なんと響子は未亡人だったのだ！しかも愛犬の名「惣一郎さん」は、亡き夫の名前だった。響子がまだ惣一郎を思っていること、そしてもう恋をしないつもりでいることを知った五代はショックで深酒。酔った勢いで、大声で響子に告白する。「響子さん好きじゃぁぁぁぁ!!!」。翌朝、五代はまったくそのことを覚えていなかったが、一刻館の住人たちから「酔った五代が管理人さんの前で裸踊りをした」とウソを教えられ、ガックリ！「酒の上での冗談だった」と弁明した五代は、響子からバシッと頬をひっぱたかれてしまう。「最低。冗談で好きだなんて言わないで下さい！」。事情の飲み込めない五代は、あ然。だが、一方の響子もなぜ自分が怒っているのか、わからずに…!?すれ違う2人の恋の行方は…!?そして五代は浪人を脱出できるのか…!?【以上、DVDリリース資料より引用】