損害調査のプロ中のプロである保険会社の社員・村木修介（村上弘明）が、55カラット30億円のダイヤモンド強奪事件に挑戦する謎解きミステリー。東京銀座の宝石店グループの本店で、外国人による強奪事件が発生。「アリアドネの涙」という名前が付けられた55カラットのダイヤが店頭から消える。強引な経営戦略でのし上がった店の社長の実像を調べ上げた主人公は、消えたダイヤの謎にアプローチ。さらに、ダイヤ強奪に関係して殺人事件が発生したことから、この解決にも挑戦する。消費者があまり知らない、複雑な宝石業界の裏側が垣間見える内容になっている。東京の銀座にある宝石店グループの本店で、55カラット30億円のダイヤを２人組の外国人に強奪される事件が発生。店側から保険金の請求を受けたMKU保険は、すぐさま損害調査専門の村木修介と新任の森野響子（中越典子）を派遣する。宝石店グループの社長・岩杉浩二（田中健）や社長秘書・根岸直美（荻野目慶子）の提出した各種書類や会社と個人の資産状況に全く問題なし。また、犯人の外国人がすでに出国し、逮捕の見込みがほとんど消えたため、保険会社側は、宝石の仕入れ値と同じ10億円の保険金を支払う状況となる。だが、岩杉のアコギな経営戦略を知った村木は、少し前、ベルギーで同じ大きさのキズ物ダイヤを日本人が買ったとの噂を掴んだことから、事件にウラがあるとにらんで…。【以上、日本テレビ広報資料より引用】