人生に絶望した女子高生と認知症の祖母の心の交流。ドラマ『ひとりぼっちの君へ』は、両親が亡くなり、親友にも裏切られた女子高校生・さくらが主人公。すべてを捨てようと決意したときに、認知症の祖母の存在を知り、生きる意味を問い直す。さくら役の谷村美月、祖母役の高畑淳子、偶然2人にかかわることになった青年・周を演じる鳥羽潤が会見を行なった。「私たちの年代で、死にたいと思う子は結構多いと思う」という谷村。「でも、さくらはおばあちゃんに出会って人生が変わった。これはさくらの成長の話でもありますが、それぞれの目線でに描かれているので、誰かに共感しながら見てほしいですね。一方、ノーメークで老け役に挑戦した高畑は、「鏡を見るシーンではいつもギョッとしました（笑）。認知症ということで過剰な演技になるのを、削っていくことが難しかった」と苦労したよう。また、2人に圧倒されたという鳥羽は、「いろんなことを考えさせられる作品。それが見る人に伝われば」と語った。大阪市内でロケが行なわれたこの作品。脚本は『ごくせん』などを手がけた松田裕子によるもの。「テーマは『人は1人では生きていけない』。1人じゃないから生きていけるということを描きたくて書きました」（松田）【以上、「週刊TVガイド」2007/02/16号より引用】ロケ協力・北■■尊神社、服部緑地、ビッグ・ステップ、ホテルbroccoli、MISUGIYA■■■、UR都市■■、新梅田シティ。■■協力・アーチェリープロ、asuka、大阪東通、関西ロケーションサービス、SAプロ、ウィズ・ユー。■■（美術？）協力・毎日舞台、高津商会、東京衣裳、京阪商会、堺かつら、TOCO。衣裳協力・CO Ca、■（ジ？）オン商事、haco.、FELISSIMO、他一社（ロゴ判読出来ず）。協力・コロムビアミュージックエンタテインメント、日本ユーザック、ホテル日航ベイサイド大阪。■■（企画？）協力・MBS企画、東通企画。医療監修・井原　義二（いはら内科）。【データ協力・市村】