就職活動中の大学生春樹は、家庭教師のアルバイトをすることに。生徒は結衣という高校生の女の子。結衣の家を訪れると、春樹の目の前に置かれたのは電話機とテキスト。結衣は家族以外とは顔を合わせることができず、内線電話で授業を進めてほしいというのだ。結衣との距離を縮めようと、糸電話を作ったり様々な話をする春樹。結衣の心は少しずつ動かされていくように見えたのだが、ある事をきっかけに結衣が春樹の授業を拒むようになってしまう。さらに、春樹自身の就職活動にも迷いが…。昨年夏の『消息を絶つ』に続く[ミスタードーナツ×よみうりテレビ]コラボドラマ第２弾。今回はふとしたことから引きこもってしまった女子高生と、将来や人生に迷いつづける大学生の家庭教師のふたりを主人公に、ちょっとせつないラブストーリーを放送。【以上、讀賣テレビ広報資料より引用】「問題のある子の家庭教師を専門とする（？）派遣会社から、失恋から（プレタイトルで仲の良さそうなカップルを見つめるシーンあり）引きこもりになったらしい女子高生・結衣の家に向かわされる春樹。二階にいる結衣と内線電話で授業を行なうことに疑問を抱いた春樹は、まず彼女の部屋の前の廊下に机を置いてもらい授業をすることに。次には糸電話を作ってきて、それで会話をしようとするが、さすがにドアは開けてもらえない。春樹は宴会を行なった時に友人たちに協力してもらい、番号札を持って写真を撮り、結衣のケータイに送り、五人の中の誰が自分であるかを当てさせようとする。授業の日、答えを教えることにした春樹だが、顔がよく判らない写真を見せ、結衣をガッカリさせる。春樹は「自分でドアを開けて確かめてみたら？」と言うのだが…。しかし、ある日の春樹のふとした失言から、結衣は家庭教師を頼んで勉強していても、受験に行けないのだから無駄だと言い出す。その頃、付き合っていた彼女とも別れた春樹は、就職が決まるが、教師になる夢も捨て切れていない。結衣と仲直りをした春樹は、ついにドアを開けてもらうことに成功する。「やっぱり5番じゃん（先般の写真の件）」（笑）。そして、彼女の誕生日が4月3日であることから、その日の正午に公園に呼び出す。「行けない」と電話をかけてくる結衣だが、その日が春樹の入社式の日であることを知り、またそれをサボッて就職を断念、教師になる夢を追いかけようとする春樹の気持ちを知り、結衣はついに外出することを決断する。それを見て、彼女の誕生パーティーの準備をする家族もびっくり。結衣は自転車で桜の咲き乱れる公園に到着、そこには春樹が待っていて、しかも糸電話が用意されている。それで会話をした二人は、それも置いて、歩み寄っていく。【この項、文・市村】」放送後の2006/05/08～31にブロードバンド配信。撮影協力・ベンハウス（ペンハウス？）、アゼリアホーム、長澤商事、ミニミニ東海、味とめ、アメイジング、イル ピッツァイオーロ。衣装協力・O'NEILL、jewery GALA、Lotto、LES HALLES、Bearing、TOPKAPI、三崎商事 エルミダ、CRICKET、Hoochie Coochie南口店、SOON、acts of faith、他（残り6店はロゴの判読不能）。協力・マスターピース、主力会、エキスプレス、ドングリソフト、ビデオフォーカス、小輝日文、日本シネサービス、SUNS、ヌーヴェルヴァーグ、Bull、アーバンロケサービス。提供・ミスタードーナツ。【データ協力・市村】