諸国漫遊の旅を終え江戸へ帰ってきた光圀（里見浩太朗）一行。その途中、腕の立つ若い女剣士の棗（華原朋美）と知り合う。江戸では馬渕（隆大介）を師範とする馬渕道場の門弟が乱暴の限りを尽くしていた。馬渕は幕府の若年寄の横溝（西田健）に取り入り、将軍家指南役に成り上がろうという野望を抱いていた。北町奉行の北条（平岳大）は馬渕道場の制圧に乗り出すが、幕府上層部にとがめられ謹慎させられる。