東京と信州・松本を舞台に７人の若者たちの姿を追った青春群像劇。松本北高校を卒業した主人公・渉（長瀬智也）やヒロイン・園子（酒井美紀）ら７人の仲間たちのその後を描く第四弾。前回のスペシャルで別れを決めた渉と園子の関係の行く末を軸に、高校時代に抱いていた夢と厳しい現実との狭間で悩みながらも傷つき、それぞれの道を歩もうとする彼らの姿を東京と松本を舞台に描く。スペシャル第４弾。「松本北高校を96年3月に卒業した７人の仲間たち。卒業から早や７年目の夏―。高校時代に抱いていた夢と厳しい現実の狭間で悩み傷つき、そして、自分なりの折合いをつけながらも、確実に「大人」としての責任を担い、それぞれの道をしっかり歩こうとする彼らの姿を、前回のスペシャルで別れを決めた渉と園子の関係の行く末を軸に、東京と郷里・松本を舞台に描き出していく…。２年前に青年海外協力隊員としてスリランカに渡った大河内渉（長瀬智也）が、東京に帰ってきた。しかし、東京の出版社で働いていた七倉園子（酒井美紀）は、そんなことも知らず、今は、故郷の松本に帰っている。松本白稜高校の臨時教員となったのだ。他の５人の仲間たちも、それぞれの暮らしを精一杯営んでいる。地元で警察官となった慎司（中村　竜）と結婚し、今は、富山の姓を名乗るまどか（京野ことみ）は、時にケンカしながらも仲良く夫婦生活を営んでいる。そんな彼女のお腹には出産が間近に迫った生命も宿っていた。長谷部優介（柏原　崇）は、東京の弁護士事務所のイソベン（居候弁護士）。だが、強者の依頼人の弁護をすることで、法が裁く正義に疑問を抱くジレンマに陥ってしまっている。橘冬美（馬渕英里何）は、女優になることをあきらめ脚本家を目指しながらも、工事現場で車両誘導員として働いている。そんな冬美は、最近、作業員の菅田（永井　大）の存在が気になって仕方ない。仲間の中で一番充実した日々を送っているように見えるのは、汐田茅乃（遊井亮子）。彼女は売れっ子スタイリストとして活躍中だ。園子は、高校で「あの頃」の渉によく似た生徒、高坂聖（横山裕）に会う。頭は良いのだが、両親が離婚するなど家庭に問題を抱える聖はどこか世の中を斜めに見ていた。一方、居酒屋でアルバイトをする渉のもとに、芳川美里（原沙知絵）が訪ねてくる。渉と美里は、スリランカで支え合って働いていたようだ。実家に帰ることになったが、ずっと一緒にいたいと言う美里に渉は…。そんなある日、聖が東京で暴行傷害事件に巻き込まれ警察に保護されたという連絡が園子に入り、急いで上京するのだが、取り急ぎ、優介が身元引受人として警察に聖を迎えに行く。心の支え、想い続ける人…。渉と園子の人生に、また大きな転機が訪れようとしていた。【この項、文：練馬大根役者、参考文献：フジテレビ広報資料】」協力：松本市、長野放送。美術協力：LOGOS、Aprica、デルコンピュータ、象印、ラブニール、国際K・Hカレッジ、デノン。持道具：オメガ、rev k shop、セイコーウォッチ、KUIPO、イケテイ、マルエム松崎、m's collection.、WHY COMPANY LIMITED。撮影協力：松本市ロケ支援係、松商学園高等学校、松本大学、深志神社、東海旅客鉄道長野支社、信州大学付属病院、ホテル飯田屋、アルピコ自動車学校松本校、アップル運輸、浅間温泉尾上の湯、西川総合法律事務所、シドリー オースティン ブラウン ウッド、国際協力事業団、リバーサイドテラス、美須々開発、ブックスロクサン、庄や、みどりや、三菱地所、五洋建設、日本海、アラスカ。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：練馬大根役者）】