美容整形医院経営の傍ら、警視庁嘱託医を務める高嶺涼子（萬田久子）は、絞殺死体の検視を行った。被害者は、勤務先の花屋社長野沢（小倉功）と婚約している神岡薫（杉本彩）だった。薫は一人暮らし。８年前に未婚のまま娘・結（渡邊沙帆加）を出産したが、結は、２年前、湖で、弁護士・河合孝一（津嘉山正種）が操縦するモーターボートが衝突して、死亡した。警視庁刑事・鷲尾哲也（渡辺徹）と新米刑事・早瀬千春（さとう珠緒）は、河合から事情をきいた。河合は、事故についてすべて解決ずみであると主張。ただ、事故後、薫から執拗ないやがらせが1年ほど続いた。河合の娘・葉月（葉山知穂）は、同じボートの事故で顔を負傷、涼子の治療を受けていた。薫は、早く両親を亡くし、山梨の伯母・絹子（今井和子）に育てられた。その絹子が上京、遺体を確認するが、遺体は、薫とは別人であることが明らかになる。被害者は豊胸手術をしているが、その材料や手術方法などから被害者は、阿波野里美と判明。１年前、里美は、美容整形して薫になりすましていた。里美の目的は何か。神岡薫はどこにいるのか。【テレビ朝日広報資料より引用】《4:3》