江戸時代の長屋を舞台に、他人に恨みを持つ人に幽霊を貸し出し、恨みをはらしてあげるホラーコメディー。「ところでこの作品、メインの話は親子や男女の想いの強さでした。が、それとは別に、取り上げられるエピソードに共通する傾向がありました。たとえば、藩のルールを守って敵討ちの決闘を断った葛山信吾の話。最初は支持していた藩内の人々が、世間での評判が悪くなると、面と向かっては言わないものの、葛山が戦わざるをえないように追いつめてゆく。こういう、集団が意に染まない個人に対して、責任の所在をはっきりさせないまま、排除する雰囲気をつくり出してゆくさまが何回か描かれていた。目新しい題材ではありませんが、そういう社会の暗い側面を、このラブストーリーの中にあえて持ち込んだ点が興味深かった。これが山本周五郎の原作からくるものなのか、脚本（宮村優子、福田卓郎）によるものなのか気になってます。【この項、文・練馬大根役者】」各話サブタイトルは以下の通り。第1回「忘れられた絆（ルビ…きずな）」、第2回「偽ゆうれい」、第3回「腰抜け侍」、第4回「めぐり逢い」、最終回「別れの花火」。時代考証・大石 学。所作指導・中村 又蔵。桶作り指導・川又 勝美。花火指導・細谷 圭二(5)。
| キー局 | NHK | 放送曜日 | 金 | 放送期間 | 2003/06/06～2003/07/04 |
| 放送時間 | 21:15-21:58 | 放送回数 | 5 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | 金曜時代劇 | ||||
| 主な出演 | 鶴田 真由、風間 杜夫、左 とん平、朝丘 雪路、金子 貴俊(1)-(3)(5)、中村かすみ(1)、石田 未来(2)、佐野 浅夫(4)、乙葉(1)-(4)、津田 寛治(4)、林 隆三(1)(5)、藤吉久美子(1)、大柴 邦彦（大柴 隼人）(1)、渡辺 哲(1)、井上 順(2)、高畑 淳子(2)、坂井 真紀(3)、葛山 信吾(3)、神保 悟志(3)、すま けい(4)、一路 真輝(5)、鶴田 忍(5)、和泉 ちぬ、阿部 修也、武藤 陶子（武藤 晃子）、宍戸美和公、清水 一男（飛鳥 信）(1)-(3)(5)、永田めぐみ(1)-(3)(5)、久保 晶(1)-(3)(5)、橋沢 進一(1)-(3)(5)、遠山 光(1)-(3)(5)、平山さとみ(1)-(3)(5)、津久井啓太(1)-(3)(5)、山崎 満(1)-(3)(5)、真山 章志、中山 克己、高橋ひろ子、隅野 貞二、熊地 玲、山口 愛、仲條 友彪、西牟田 恵(1)、芦原あかね(1)、伊藤 幸子(1)、梅田 凡乃(1)、中田 圭祐(1)、乗峯 勝志(1)、城後 光義（富士ホープ、大空ホープ、福岡ケンジ、ゆーとぴあ・ホープ）(2)、竹原 慎二(2)、安田 暁(2)、安西 秀之(2)、徳久 幸治(2)、鈴木 翔吾(3)、下村 彰宏(3)、平川 和宏(3)、松下 卓也(3)、佐藤 淳(3)、桜岡あつこ(3)、片平 光彦(3)、タケシタ ユウジ(3)、ウォーリー・大倉(3)、壁谷 俊介(3)、香取 華子(3)、藤木 孝(4)、宮内 敦士(4)、角田 英介(4)、小田桐 一(4)、益満 哲也(4)、阪井 康人(5)、小長谷勝彦(5)、工藤 貴史(5)、花柳かしほ(5)、古賀プロ、大野剣友会、水海道市のみなさん、伊奈町のみなさん、（語り・ジョン・カビラ） | ||||
| 主な脚本 | 宮村 優子(1)(2)(4)(5)、福田 卓郎(3) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 池澤 辰也（池沢 辰也） | ||||
| 主な演出 | 遠藤 理史(1)-(3)、高橋 一郎(4)(5)、（殺陣指導・岡田 勝）（記録・福寿 香里） | ||||
| 原作 | 山本周五郎「ゆうれい貸屋」 | ||||
| 局系列 | NHK | ||||
| 制作会社 | （制作著作・NHK）（共同制作・テレパック、NHKエンタープライズ21） | ||||
| 制作 | （制作統括・諏訪部章夫、秋山 茂樹） | ||||
| 音楽 | 佐橋 俊彦、（音響効果・大貫 悦男） | ||||
| 撮影技術 | 古川 好伸、（技術・川田 万里）（照明・村澤 浩一）（音声・関川 力央）（映像技術・栗林 伸幸）（編集・山岸 宏一） | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 椎葉 禎介、（美術進行・斉藤 公） | ||||
