死んだはずの夫に成り済ました男性に追いつめられる、巨額の遺産を手にした女性の恐怖を描く。夫の卓也（中山仁）を事故で亡くした泰江（坂口良子）は、十数億円の遺産を手にする。１年後、長野・軽井沢に移り住んでいた泰江のもとに、卓也だと名乗る鳥居（原田大二郎）が現れる。鳥居は、卓也と顔や体が違うだけで経歴やパスポート、趣味まで同じだった。泰江は夫ではないと主張するが、警察も鳥居を泰江の夫だと認めざるを得ない。鳥居は泰江の家に居座り、使用人の竜夫（力也）と和代（片桐はいり）まで勝手に雇ってしまう。別人の男が夫や兄だと主張するというシチュエーションは、これまでにも『黒い館の女』(1981)や『生きていた男』(1984)といった単発ドラマでサスペンス味たっぷりに描かれてきたが、本作はこれらの奇抜な発想を流用した点だけで緊張感に欠ける作品となってしまった。撮影協力・シラス自工、ザンビア共和国大使館、日本赤十字社。
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 月 | 放送期間 | 2002/08/26～2002/08/26 |
| 放送時間 | 21:00-22:54 | 放送回数 | 1 回 | 連続/単発 | 単発 |
| 番組名 | 月曜ミステリー劇場 | ||||
| 主な出演 | 坂口 良子、原田大二郎、熊谷 真実、片桐はいり、力也、中山 仁、秋山 純、丹波 哲郎、梅津 栄、清水 善三、加門 良、正希 光、寺田 千穂、堀 正彦（未確認）、芸優、稲川素子事務所、ジャパンアクションクラブ、（擬斗・山岡 淳二(JAC)） | ||||
| 主な脚本 | 横田 与志 | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 近藤 照男、斎藤勢津子、（プロデューサー補・多賀さつき）（スチール：渡辺 富雄(TBS)、加藤 光男） | ||||
| 主な演出 | （監督・佐藤 純彌（佐藤 純弥））（助監督・真砂野 浩、本間 利幸、躰中 洋蔵）（記録・山下 千鶴） | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | 近藤照男プロダクション、TBS | ||||
| 制作 | （製作担当・鈴木 勝政）（製作主任・原田 良彦）（製作進行・佐藤 潤、岡 源太） | ||||
| 企画 | （番組宣伝・反町 裕之(TBS)） | ||||
| 音楽 | （劇伴・義野 裕明）（効果・原田 千昭）（整音・選曲・山本 逸美、得居 正昭） | ||||
| 主題歌 | （テーマ曲・ブライアン・アダムス「REBEL」） | ||||
| 撮影技術 | 松村 文雄、佐多賀 剛、（照明・本田 純一、堀 直之、林 大樹、速川 英明）（録音・川田 保、間篠 秀明、中村健太郎）（VE・飯田 敦）（CA・安藤 広敏）（編集・河原 弘志）（VTR編集・星名 隆志、田中 祥子）（技術協力・映広） | ||||
| 美術 | （衣裳・東京衣裳、小松 沙和）（題字・吉川 勝子） | ||||
