タクシー内。カツラを被っているサラリーマンの伊東恥男（腹筋善之介）は、助手席の後ろにある広告チラシを一枚抜く。『SIDE-A　実行よりも、まずは試しませんか？ Simulation garage …』シミュレーション・ガレージ。そこへ伊東が入ってくる。クラブの主人・黒川英志（高田純次）は、伊東に事情を聞き始める。営業担当だった伊東は、20代後半からハゲはじめたのが気になり、ある日思い切ってスキンヘッドにした。スキンヘッドにした途端、色んな営業場所で怖がられてしまい、ついに会社を辞めてしまった。しかしこの度、新しい会社への就職が決まった伊東は、初出社にカツラを被って行く事を決意。だが、新しい会社で他の社員にカツラだと言う事がバレたくない。そこでカツラをつけて初出社のシミュレーションをお願いに来たのであった。早速シミュレーションがスタートする。上司役の会員4号（武野功雄）、その周りを社員役の沢井和人（岡田義徳）、会員５号（田中はるみ）、会員16号（河野洋一郎）が囲む。社員の前での自己紹介の仕方から、サウナに誘われた時の断り方、伊東の後頭部についた糸くずを他の社員が取ろうとしたときの対応など、あらゆるシミュレーションが展開されていく。シミュレーションによって希望を持った伊東は、帰りのタクシー内で、助手席にあるチラシを見る。『SIDE-B自分を知れば、すべてが見える　Counseling Booth』「SIDE-B？」次週、SIDE-Bへと続く…【以上、BS-i広報資料より引用。一部補足。採録・練馬大根役者】参考資料・広辞苑第五版。心理学監修・浅野　八郎。協力・東京都水道局、AvidSymphony、PDN。7/29（日）放送の予定だったが、月曜に変更された。地上波ではTBS深夜放送枠「この窓は、キミのもの。」にて2003/7/10（木）27:59-28:35より放送開始。本作は2003/8/14（木）27:29-28:05放送。