高田馬場のマンションに住む28歳の出版社OL・中島朋子（榊ゆりこ）は、売れっ子エロ漫画家・コンドームマンこと近藤夢男（長塚圭史）の助けを借り、ある計画を実行に移した。その日、朋子の部屋で顔を合わせたのは、朋子の他、夢男、教え子の女子高生・藤原りえ（椎名法子）を連れてやってきた妻子持ちの高校教師・壇隼人（山崎一）の４人。実は、４年前から壇と不倫をしていた朋子は、この日を限りに関係を解消しようと決意、仲のいい夢男に恋人役を頼んだのだ。その口ぶりから判断すると、朋子が留守だと思った壇は、部屋でりえと悪さをするつもりだったらしい。だが、壇は自分が部屋の家賃の大部分を払っていると主張。逆に、朋子が恋人を作ったことを責め始めた。これに対し夢男は、壇がりえを連れてきたことを取り上げて反論し、朋子の幸せを考えない行動を批判する。