「育ての母」「生みの母」「戸籍上の母」という、30代の3人の女性を中心に、時にリアルに時にシニカルに笑いや涙を織り込んで、学校に頼らない「家庭教育」の大切さを訴える。東京・根津にある「大原酒店」の元気な若奥さん・大原康子（相本久美子）は、明るい笑顔が近所でも評判の美人ママ。働き盛りの夫・保（青柳文太郎）と一人娘の詩織（前田亜季）、そして夫の父・利男（小鹿番）、母・綾（三田登喜子）の5人暮らし。夫の甥・昌（三宅弘城）もしょっちゅう転がり込んでくる陽気でにぎやかな一家だ。平和な大原家には実は重大な秘密があった。それは詩織が康子夫婦の本当の子供ではないということだった。康子たちはいつか詩織に本当のことを言わなければと思っていたそんなある日、突然保が交通事故に遭う…。本作より相本久美子が芸能活動を再開した。また三田登喜子も恐らくは20数年ぶりのドラマ復帰作だと思われる。【異説】一部資料では1999/03/26放送終了と記載されている。【参考資料：書籍「中部日本放送50年のあゆみ」（2000/12/15、中部日本放送発行）】