• 水色
  • 緑
  • 紫
  • オレンジ
  • 赤
  • 小
  • 中
  • 大

ドラマ 詳細データ萩原朔太郎の在りし日

詳細不明。松崎てる女著「亀のごとく--元「萬朝報」女性記者の半生」(1986/07/25初版、発売:株式会社青葉社、発行:株式会社星雲社)に本作に関する記述がある。「『萩原朔太郎の在りし日』というテレビドラマがあるのである。萩原さんを森雅之、萩原さんのお母さまを轟夕起子という配役なのであった。テレビは始まった。私は猫を膝の上においたままのび上がりながら見るより外はなかった。画面は「萩原朔太郎」の郷里・前橋の住まい。前橋放送局から後輩のある詩人についてお話をなさる所である。小さかった葉子さんが立派に成人され美しいお嬢さんになっていた。森雅之扮する朔太郎は神経質でとつとつとした仕種が中々うまく表現されていた。実際はもっと思索的で孤独で飄々とした、風格のある人物であった。俳優は所詮表現だけで本質的なものは望むべくもないと思った。私は唯なつかしくありし日の詩人の片鱗をその中に求めながらみつめた。それでも、--朔太郎が放送用の原稿を忘れないようにお母さんから渡されて「ゆっくりはっきり話すんですよ」と注意される場面、原稿を大切にポケットに入れてせかせかと出かけられた後、葉子さんが父君の脱ぎ捨てられた着物をたたんで部屋を片づけたりする場面では涙がとまらなかった。「稲子さん、貴女はこの先生やお嬢さんをよく捨てられましたね。このテレビを何処かでごらんになっていらっしゃるかしら--」【この項、書籍「亀のごとく--元「萬朝報」女性記者の半生」(著:松崎てる女、1986/07/25初版、発売:株式会社青葉社、発行:株式会社星雲社)より引用】」。なお、森雅之は1960年にテレビ劇場『父』で萩原朔太郎役を演じたことが明らかになっており(当データベースでは別データとして収録)、本作がこれと同一作品のことである可能性もある。【役名(演技者)】萩原朔太郎(森雅之)、萩原稲子(轟夕起子)。【参考資料:Xアカウント「朔太郎通信」(@Sakutaro1917)氏のポスト(2025/07/24参照、https://x.com/Sakutaro1917/status/1931297918297743726)】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間
放送時間 放送回数 連続/単発 単発
主な出演 森  雅之轟 夕起子
局系列 NHK

Tag Cloud

森雅之 轟夕起子 萩原朔太郎 朔太郎 嬢さん 原稿 萩原 詩人 葉子 表現 場面 萬朝報 貴女 在りし日 テレビ 放送用 みつめる 女性記者 のびる ポケット 注意 お話 俳優 上がる うまい データ 忘れる 先生 可能性 人物

リンクパーツ

直リンク用URL ヘルプ
引用パーツ ヘルプ


インフォメーション

クチコミ

ユーザレビュー

ドラマデータ提供