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ドラマ 詳細データ同級生交歓

「日本テレビの「サンデー・ステージ」が9日で放送開始1周年を迎える。この日の出し物はスタジオドラマ初出演の炎加世子をはじめ森雅之、永井智雄、松村達雄らのベテランを動員したデラックス喜劇「同級生交歓」だ。「サンデー・ステージ」はこれまでとかくドラマ番組が弱体だといわれた日本テレビが、本格的なドラマ部門の看板番組にしようと昨年7月3日にスタートさせたもの。ナイター中継以外は眼中にないように思われていた同局が、ナイター・シーズンのまっ最中に始めたことからも、この番組にかけた熱意のほどがうがわれそう。第1回の出しものは「鍵」でカンヌ映画祭特別賞をとったばかりの市川崑監督を演出者に迎え、テレビドラマ初出演の岸恵子を主演者にした『足にさわった女』だった。以来、このドラマシリーズは毎回、異色のキャストを組むことによって話題を投げかける主義をとり、久我美子、松尾和子、坂本九らテレビドラマに出たことのない人気タレントを起用してきている。昨年秋の芸術祭には、市川崑氏演出の「駐車禁止」を出し奨励賞もとった。毎回、製作費に百万円近い金をかけているというから、その点でもちょっとした話題だ。9日の一周年記念も、その意味でなかなかきばった企画だ。まず「ヌーベルバーグ女優」炎加世子にテレビスタジオドラマでは初めての出演をさせる。この彼女に一人二役をさせ、森、永井、松村の3ベテランを相手役として起用する。台本は山下与志一氏の書きおろしになる『同級生交歓』。助演には清川玉枝、玉川伊佐男、筑紫あけみ、五月女マリ、島田屯などにぎやかに狩り出され、製作費も百万円を軽く越すとのこと。製作担当の若尾初男プロデューサー、演出担当の池田義一ディレクターら一同は、去る5日から三日間けいこをし、8日に本番ビデオテープをした。〔『同級生交歓』のあらすじ〕次期官房長官間違いなしとみられる政界の俊英・永山(永井智雄)、石油であてた財界の惑星・森川(森雅之)、小説も評判だが、株でも有名な流行作家・松井(松村達雄)の3人は、それぞれ一枚のはがきを握りしめて麻布のレストランへ向かった。三人とも忙しいからだだが、ぎっしりつまったスケジュールをご破算にして、彼らを出かけさせたのは、はがきの主が、彼らの大学生時代に通い詰めた食堂の娘・ひろ子(炎加世子)だったからだ。三人はレストランでバッタリ顔をあわせバツが悪い。ある雑誌社の「同窓生交歓」という企画を忙しいという理由で断り続けていた三人であり、その昔、ひろ子を仲に張り合った三人である。それが「久しぶりでおめにかかりたいと思います」というはがきで、吸い寄せられたのは、みんな自分ひとりに対する誘いだと思ったからだ。さんざん待ちあぐねた彼らの前に、ひろ子でなくて、彼女と一緒に食堂で働いていた政代(清川玉枝)と、ひろ子の娘・加代子(炎加世子)が姿を現す。ひろ子はとっくの昔、死んでいたのだ。それを知ると三人は「長居無用」とばかり立ちかける。そこへ加代子が、三人のうちのだれかが「私のパパ」だと爆弾発言をする。がくぜんとあわてだす紳士たち…。【この項、朝日新聞1961/07/09付より引用】」
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1961/07/09~1961/07/09
放送時間 21:15-22:00 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 東レ サンデーステージ(第54回)
主な出演 森  雅之永井 智雄松村 達雄炎 加世子清川 玉枝筑紫あけみ玉川伊佐男五月女マリ島田  屯
主な脚本 山下与志一
主な演出 池田 義一
局系列 NNN
制作 (製作担当:若尾 初男)

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