テレビドラマデータベース選出1997年度総合ベストテン１位。「お台場の湾岸署に赴任してきた新人刑事・青島俊作（織田裕二）は、コンピューターメーカーを辞め、刺激を求めて警察官になった脱サラ警官。しかし念願の刑事になり、やる気満々の彼を待っていたのは、雑務と組織の上下関係のサラリーマン社会と変わらない世界だった。【この項、フジテレビ721広報資料より引用】」脱サラして念願の刑事になった青島（織田裕二）の目を通して警察署の日常をリアルに描く警察ドラマの傑作。これまでの「刑事ドラマ」とはひと味違う「普通の刑事たち」の日常を描きだそうとした「警察ドラマ」。ひとりひとりの刑事の人生を浮かび上がらせることに成功し、警視庁を「本店」、所轄署を「支店」と呼び、思うように動けない現場の刑事の苦労という切り口でどこにでもある組織の弊害を描いて親しみを生んだ。熱狂的なファンを生み本編終了後も人気は覚めやらず、ドラマスペシャルを経て、劇場映画版が公開されるとこちらも日本映画史上に残る記録的メガヒットとなった。その後さらに2003年には映画版パート２も制作された。なお、『踊る大捜査線』から出た名台詞として「事件は会議室で起きてるんじゃない！現場で起きてるんだ！」という台詞が挙げられることが多いが、この台詞は劇場映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の３日間」で出てきたもので、このドラマ版から出た台詞ではない。車両・石川　正弘、引地　一彦（クレジット表示なし）。特機・平　　宗男（クレジット表示なし）。劇用車・高橋　信一（クレジット表示なし）。撮影協力・内田洋行(1)-(11)、潮見コヤマビル(1)-(11)、菱栄ビルマネジメント(3)-(11)、東京臨界高速鉄道(1)(10)、ル・モンド天神(1)、テクノウェイブ100(1)、デックス東京ビーチ(2)(10)、DEEZ(2)、CREW(2)、西麻布BULLDOG(4)、TIME24(5)(8)-(11)、昭和大学藤が丘病院(5)、佐川航空(6)、FLEUR STUDIO Ange（Angeのeの上にアクセント記号あり）(6)、イシバシ(6)、横浜テクノタワーホテルファミール(7)、スミセイビルマネージメント(7)、Manin(7)、ツヅキ堂書店(7)、日本橋珈琲の館Books（Boofs？）(7)、CYBERIA TOKYO(8)、コスモ葛西臨海公園(9)、日本閣(10)、津田沼中央病院(10)、六本木ONE EYED JACK(11)、Canon(11)ほか。協力・ジャンプ(1)-(11)、カーズオフィス(3)-(6)(8)(9)、アクティブ21(1)-(5)(9)-(11)、Prism(1)-(11)、宗特機(1)(2)(5)(6)(8)-(11)、パトライト(7)(11)、アラン(8)(11)。【各回サブタイトル】第1話「サラリーマン刑事と最初の難事件」、第2話「愛と復讐の宅配便」、第3話「消された調書と最後の事件」、第4話「少女の涙と刑事（デカ）のプライド」、第5話「彼女の悲鳴が聞こえない」、第6話「張り込み　彼女の愛と真実（張り込み・彼女の愛と真実）」、第7話「タイムリミットは48時間」、第8話「さらば愛しき刑事（デカ）」、第9話「湾岸署大パニック　刑事青島危機一髪（フジテレビ広報資料では「湾岸署大パニック・青島俊作危機一髪」…誤り）」、第10話「凶弾・雨に消えた刑事の涙」、最終話「青島刑事よ永遠に」。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：練馬大根役者(1)-(11)）】