テレビ美術の優れた仕事をたたえる伊藤熹朗賞（日本舞台テレビ美術家協会主催）受賞。大学時代、そして社会に出て間もないつかの間の輝く時間をノスタルジックに描き人気をよんだ作品。なるみ（石田ひかり）は大学入試の時、シャーペンを貸してくれた掛居保（筒井道隆）と交際をはじめる。つかの間の幸せも様々な出来事の中で破局へと向かう。掛居を交えた仲良し同士の集まり・あすなろ会もやがて一人の人間の無残な死を経て終焉を迎える。大学時代の懐かしくも苦い経験を、社会人になっても引きずるなるみの前に再び掛居があらわれる。なるみの一途さに共感が集まるとともに、なるみにフラれて「俺じゃダメか…」とため息を漏らした取手役の木村拓哉にも人気が集まった。ラストの甘さが惜しまれる。【以上、文・古崎康成】撮影協力・関東中央病院(7)、旭中央病院(7)、関東バス(8)、拓殖大学(8)、東京シティエアターミナル(8)、パシフィコ横浜(8)、東京モード学園(8)ほか。
| キー局 | CX | 放送曜日 | 月 | 放送期間 | 1993/10/11～1993/12/20 |
| 放送時間 | 21:00-21:54 | 放送回数 | 11 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 主な出演 | 石田ひかり、筒井 道隆、鈴木 杏樹、木村 拓哉、西島 秀俊、加賀まりこ、黒沢あすか（岡坂あすか）、杉山亜矢子（杉山 彩子）、森尾 由美、西岡 徳馬（友情出演）(7)、泉 晶子(7)、牧村泉三郎(7)、久我美智子（中帆 登美）(7)(8)、岩城 滉一(8)、田辺 誠一(8)、伊藤 眞(8)、中村 裕美(8)、まいど 豊(8)、瀬戸陽一朗（瀬戸陽一郎）(8)、北見 誠(8)、青柳 翔、早川プロ、劇団ひまわり、 | ||||
| 主な脚本 | 北川悦吏子 | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | （プロデュース・亀山 千広）（プロデュース補・小岩井宏悦） | ||||
| 主な演出 | 木村 達昭(8)、新城 毅彦(7)、（演出補・南雲 聖一） | ||||
| 原作 | 柴門 ふみ | ||||
| 局系列 | FNN | ||||
| 制作会社 | CX | ||||
| 制作 | （制作補・唐木 昭浩）（制作担当・北島 和久）（制作主任・坂下 哲也、片岡 智） | ||||
| 音楽 | センス（S.E.N.S）、（選曲・大貫 悦男） | ||||
| 主題歌 | 藤井フミヤ（藤井 郁弥）「TRUE LOVE」（作詞・作曲・藤井フミヤ（藤井 郁弥）、編曲・佐橋 佳幸）、（挿入歌・峠 恵子「ひとさじの勇気」(8)） | ||||
| 撮影技術 | 川田 正幸、（技術プロデュース・佐々木俊幸）（TD・礒崎 守隆）（照明・米田 俊一）（技術協力・バスク、砧スタジオほか） | ||||
| ビデオ | フジテレビ／ポニーキャニオン | ||||
| 美術 | 荒川 淳彦、（美術プロデュース・梅田 正則）（美術協力・東宝映像美術、AJIOKA、トーソー、ART/BERGほか） | ||||
