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ドラマ 詳細データポケベルが鳴らなくて

まじめな中年サラリーマンが旅行先の香港で知り合った29歳年下の小娘と帰国後も会ううちに恋に落ちていく。その結果、何一つ非の打ち所のなかった妻(阿木耀子)との別れを決意するまでに至る。年の離れたふたりの恋の行きつく先は…。純情な心を揺さぶられるサラリーマン・誠司役を緒形拳が、小悪魔的な魅力をもった小娘・育未役を裕木奈江がそれぞれ好演。あまりもの小悪魔ぶりに女性誌などから悠木奈江バッシング記事が出回ることとなった。視聴率的には期待されたほどの伸びがなかったと評されたが、出演陣の繊細な芝居と堤ユキヒコ(堤幸彦)ら演出陣の緊迫感あふれるカメラワークによって重厚で緻密な恋愛劇、家庭劇の佳作に仕上がった。演出面ではメインをつとめた雨宮望のオーソドックスな演出ぶりと正反対のサブの堤ユキヒコ(堤幸彦)の演出ぶりが目をひき、いきなり電話機の数字のアップからはじまりそこからカメラが引いていく導入部の回もあり、最初の数カットを見るだけで今回はどちらの演出なのか分かってしまうほどであった。導入部はややもたついた印象だがそれでも悪い出来ではない。ただ惜しむらくは最終回、出演者のスケジュールの関係なのか別撮りではないかと感じる個所がありやや「尻すぼみ」の印象を受けた。堤幸彦は本作での縁で2年後、緒形拳主演映画「さよならニッポン」監督を手がけ、本作終了15年後に緒形拳が亡くなったとき「あるテレビドラマでの演出が縁で緒形さん出演映画につながった」というコメントを出した。裕木奈江も、本作の劇中で緒形を呼んだ時の言い方を使って「さようなら、誠ちゃん。ありがとう。」というコメントを寄せた。協力:全日本空輸(1)、香港ヒルトン(1)、マップインターナショナル(1)、グリーントラベル(1)、東京テレメッセージ(2)(3)(5)(6)(8)。車輌:麻生リース。撮影協力:國學院大學(国学院大学)(2)(4)(5)、目黒雅叙園(2)(8)、細川エンタープライズ(2)(8)、ローバージャパン(2)(3)(6)-(9)、DISK GARAGE(3)、田辺音楽出版(3)、MAP TOUR(3)-(9)、バトルアレイ(3)、渋谷 円山・丁(4)、後楽園ゆうえんち(5)、永山健康ランド(6)、環翠楼(9)、三河屋旅館(9)、玉庭(9)、箱根町観光協会(9)。提供:三菱電機、雪印乳業、東日本旅客鉄道ほか。【各回サブタイトル】1 call「出会ってしまった」、2 call「風邪が移るまで」、3 call「初めてのキスなのに」、4 call「もう、戻れない」、5 call「侵入者」、6 call「別れの決意」、7 call「私の父なの」、8 call「さよならが言いたくて」、9 call「外泊」。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成)】
キー局 NTV 放送曜日 放送期間 1993/07/03~1993/09/25
放送時間 21:00-21:54 放送回数 12 回 連続/単発 連続
主な出演 緒形  拳緒方  拳…誤り)(1)-(12)、裕木 奈江(1)-(12)、阿木 燿子(1)-(9)、谷   啓(1)-(9)、坂井 真紀(1)-(9)、金山 一彦(1)-(9)、池田  聡(1)-(9)、高橋 克典(1)-(9)、あめくみちこ天久美智子)(1)-(9)、永居 光男(1)-(9)、友永 明子(1)-(9)、咲野 俊介(1)-(5)(8)(9)、小林 未佳(1)-(9)、椿 真由美(1)-(9)、左 とん平(2)、加藤  都かとうみゆき加藤未裕希)(2)、猫ハッピー(2)-(7)、宮脇 聡子(2)、谷津  勲(4)、番  哲也(4)、植村喜八郎(6)(7)、斉藤 麻里(6)、北村総一朗(7)(9)、花原 照子(9)、のりたま、ヤマプロダクション(2)-(9)、(フラメンコ指導協力:小島 章司(2))(Special thanks:中西 圭三(3))
主な脚本 遠藤 察男(1)-(12)
主なプロデューサ 小松 伸生佐藤 光夫、(プロデューサー補:鷲頭 雅英磯野久美子)(広報:辻  澄子)(スチール:村田 規子
主な演出 雨宮  望(1)-(4)(7)(8)、堤ユキヒコ堤  幸彦)(5)(6)(9)-(11)、(演出補:萩原 孝昭(1)-(9)、森  雅弘池田 健司伊藤 伸介)(記録:中村恵津子(1)-(4)(7)(8)、唐木めぐみ(5)(6)(9))
局系列 NNN
制作会社 (制作:キャストス、SOLD OUT)(製作著作:日本テレビ(NTV))
制作 (制作担当:宮重 秀二)(制作主任:小宮 孝一)(制作デスク:小早川玲子)(制作事務:平元木錦子)(香港ロケ・コーディネイト:松本 啓一(インターコミュニケーションズ)(1))(ファイティング・コーディネイト:佐々木修平(7))
企画 秋元  康
音楽 杉本 竜一、(音効:鈴木 晴夫)(MA:大森 良憲
主題歌 (オープニングテーマ:国武 万里「ポケベルが鳴らなくて」(メルダック))(エンディングテーマ:裕木 奈江「この空が味方なら」(ソニーレコード)(1)-(6))(劇中テーマ曲:裕木 奈江「この空が味方なら」(ソニーレコード)(9))
撮影技術 金子 幸男(1)-(6)(8)(9)、市川 正明(7)、(技術:鈴木 康介)(照明:野村 博幸(1)-(6)(9)、大内 一斉(7)(8))(録音:岡田 平次)(VE:大沼 成康)(VTR:遠藤  忠)(編集:伊藤 信行)(ビジュアルスーパーバイザー:サイトウマコト(1))(技術協力:NTV映像センター 生田スタジオ)
美術 外山 一身、(装置:清  浩久)(装飾:阿部 康美)(持道具:若林 一也)(衣裳:阿部 満美)(メイク:石井 倫子)(スタイリスト:渡辺 享子高橋 匡子

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