元・ディレクターの津上は妻子との墓参り旅行の途中、京都で衝動的に新幹線を降り、６年前の独身時代に愛し合った千佳子を訪ねるが…【以上、文・右京大作】。「テレビ局の報道部に勤める津上真治（奥田瑛二）は新幹線の車中にいた。九州にある妻・俊江（木内みどり）の実家へ家族で里帰りするのだ。京都が近づくにつれて、真治は６年前の冬を思い出していた。ドラマのディレクターだった真治には、タイムキーパーの幾田千佳子（斉藤慶子）という恋人がいた。が、真治とある女優とのウワサが広まった時、千佳子は「捨てたら、死ぬわよ…」という言葉を残して真治の前から姿を消したのだった。気がつくと真治は、京都駅に一人降り立っていた。記憶を頼りに千佳子の実家を探しあてた真治。そこには、自殺したとばかり思い込んでいた千佳子がいた…。【この項、ファミリー劇場広報資料より引用】」ロケ協力・京・南禅寺順正、京・八瀬かまぶろ喜鶴亭、祇園えん、東海旅客鉄道。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】