養護施設学園に預けられた姉（青谷由起子）と弟（池田進，那智武敏）３人と、学園長の娘の保母が繰り広げる人間愛を描く。「『ふれ愛』は昼ドラには珍しく社会派。養護施設の園長（加藤武）の娘（山本みどり）が、父の仕事を手伝うために東京から帰省。献身的に園児の世話をやく姿を、幼なじみ（橋爪淳）とのラブ・ストーリーをからめて描いた物語。山本のさわやかな演技と子役たちの素朴な演技が印象的。それにバックの音楽をクラシックギターでまとめたのも、新鮮で成功している。ただ、園長がハチ巻して、やたら張り切っていたが、話が園児たちの背景に及ぶ真面目なドラマだけに、ちょっとやり過ぎの感が。昼ドラに新風をという局側の意気込みが茶の間にどう受け止められるか、興味あるところだ。【この項、毎日新聞テレビ欄「視聴室」より引用、署名：三】」タイ・バンコクの放送局「チャンネル５」でゴールデンタイムに１時間枠でオンエアされた。