「ふれ愛」の続編。家庭を持ちながら保母として働き、様々な問題を乗り越えてゆく女性の奮闘記。養護施設に勤める保母と彼女を取り巻く子どもたちの、厳しくも心温まるストーリー。「地味な話だし、続編をやってはどうかというほど評判になったわけでもない。だが、養護施設にいる少女の言った一言へのこだわりが、私のなかにまだ残っていた。「私は親に捨てられたんじゃない、私が親を捨てたんだ」…オカッパ頭の少女の吐いたこのことばの重みをもう一度ドラマにしたくて、『ふれ愛II』が誕生したのである【この項、文・平松敏男氏（「月刊民放」1988/08月号より引用）】。」