高層ホテルの密室で起こった、ホテル社長殺人事件。容疑者の社長秘書は、その夜、恋人の刑事と「初夜」を過ごしていた…。平賀高明（高橋英樹）は、警視庁の捜査１課に勤務する刑事。恋人の冬子（中野良子）とはじめてホテルに泊まった朝、殺人事件発生の電話で起こされた。殺されたのは、パレスサイドホテルの社長。平賀の胸に不安がよぎる。冬子は被害者の秘書だったのだ。心臓をひとつきという手口から女の犯行ではないかと思われる。が、冬子は、パレスサイドのライバル会社の橋本（村井国夫）と親しかった。捜査は、冬子を容疑者として進められた。平賀は、自分がアリバイ工作に利用されたと思いはじめる。平賀は辞表を出した。ところが、その冬子が伊豆のホテルで死体となって発見された。平賀は、橋本が犯人と確信する。だが、橋本には完璧なアリバイがあった。村川主任（小泉博）の協力を得て、平賀は独自の調査を始めた。【以上、「ザテレビジョン」（角川書店刊）1983/05/06号より引用】【参考文献：WEBサイト「魅力表現プロデューサー山本緑」（2020/01/22閲覧、https://ameblo.jp/color-harmony/entry-12207839984.html）】