江戸の時代色を背景に、健康な庶民性と社会風刺をねらうもの。江戸裏町のみすず長屋に住む浪人・荒牧弥源太は、暮らしに困ってわが身を売りに出し、青山主水之介という武士に50両で買われる。身代わりにアダを討たれてくれという。弥源太は50両を使い果たしたらと約束するが、大金を長屋連中のために使っても一向減らない。【以上、朝日新聞1959/01/23付より引用】【参考文献：「東京五局放送　テレビ・ドラマの記録」（「季刊テレビ研究１」（1959/07/25発行、編集人：森谷巌、みすゞ書房刊）掲載）】