「タイガーマスク」でみなし児だったケン太が亜久竜男と名乗り原作ラストで亡くなった伊達直人の遺志を継いで「タイガーマスクII世」としてデビュー。日本のマット界を征服すべく現れた宇宙プロレス連盟の刺客と戦う。「日本のプロレス界はアントニオ猪木・坂口征二らの活躍で大ブームを迎えていた。その日本へ『宇宙仮面SF』と名乗る奇怪な覆面レスラーが出現した。彼は国籍不明、その目的も不明だったが、日本のプロレス界に挑戦状をたたきつけた。しかし日本側は、宇宙仮面が自国の協会を通じて挑戦してきたのではないとの理由で、試合を拒否した。しかし強引にリングに乗り込んだ宇宙仮面は、無抵抗の坂口征二を散々痛めつけた。それに憤慨した一人の少年が、リングにかけ上がり宇宙仮面に飛びかかった。天井高くはね飛ばされた少年があわやフロアへ激突という瞬間、風のように現われた人影が少年を救った。その人物を見た観客は驚愕した。そう、10年前に大活躍した、タイガーマスクその人だった。リング上では、タイガーマスクと宇宙仮面の死闘が展開。タイガーマスクの勝利が決まりかけたその時、ギブアップ寸前の宇宙仮面がもらしたのは、「ある巨大な組織の日本のプロレス界のっとり」という事実だった。【この項、ファミリー劇場広報資料より引用】」【データ協力：あつぽん】